ゲームライターを本職にしてはいけないこれだけの理由の法則。2/3

おはようございます。SUKESANです。前回(1/3)は僕がファミ通に入った〜の流れのお話をさせていただきました。今回(2/3)では、実際にどれくらいの収入があるのか(あったのか)? そして、どれくらいの作業量(内容)を毎日していたのかのお話を書かせていただきます。

ファミ通時代は給料ですので、月収は決まっていまして、約45万円くらいだったと記憶しています。が、ファミ通から独立して自分の編集プロダクションを持ってからはもちろんですが給料制ではなくなり、完全に水商売状態となりました。しかし、ありがたいことに、ファミ通を辞めてもファミ通内部に同僚や仲の良い先輩の編集者さんがいましたので、独立後も結構仕事を振ってもらえました。これ、いわゆるフリーランスには本当にありがたく、大事なことでして、フリーにとってはこの「コネクション(コネ)」こそが生命線です。

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フリーになって収入が倍増しました。例えるならば、約200ページの本を丸ごと制作させていただきますと、2005年前後では1ページの単価が2万5000円(どこまでの作業なのかは後ほど)程度でしたので、単純計算で一冊作ると500万円程度の収入になったのです。

とはいえ、バイトも数名雇っていましたのと税金を差し引くと実際に僕に入ってくるのはその半分程度という感じでしょうか。

先ほど単純に200ページ担当と書きましたが、実際には1ページにつきどんな作業を具体的にするのかのお話に入ります。まず、版元の編集者さんとその本の全体的な構成を考えていきます。開発ロムを受け取り、家で必死にプレイをして構成を考えて行くわけです。そしてまずは「台割」、つまりはどのページに何を入れるかを表にします。

これが通ると、いよいよ実作業に入ってくわけですが、攻略本というものには僕らのように文章を書く人の他に、デザイナーと言われる方が必ずいます。まず僕らがラフレイアウトを各ページ全て提出しますと、それをデザイナーさんが構築し、「ここに何文字入ります」などの指定をして送り返してくれます。

大ラフ

全てが同時に進むわけではありませんので、こっちがまだラフを上げられないとデザイナーさんは何もできず、デザインされたものが上がってこないとこちらも製作に入れない〜など、色々な問題やスケジュールのズレが次第に生まれてきます。そこへ、メーカーさんのチェックも入りますので基本的にスケジュールはあっという間に迫ってくるわけです……。

ちなみに、本にもよりますが、制作までに約1ヶ月くらいが基本でして、これ、単純計算で1日に5ページくらい書かないと終わりませので、この過酷さが徐々にお伝わりになるかと思います。

ライターの実作業ですが、まずはほぼ全てのゲームの写真をビデオで録画しておくことが結構大事となります。攻略本に掲載されている写真のほぼ全て自分たちで撮らなくてはいけない為、ずっと回しっぱなしがベストなのです。そして動画から静止画として切り抜いて使います。なのですが、当時は今のように大容量のハードディスクが簡単に使えるわけでもなく、その容量との戦いとなることが常でした。例えば、RPGで、大事な部分を撮り逃した場合、お察しの通りとんでもないことになります……。

そしてタイトル、見出し、本文などをデザイナーさんから上がってきた時点で入れていき、版元の編集者さんがチェックし、直しがある場合は戻ってきます。の繰り返し。僕の場合、自分を含めて3人で全てを回していましたので、常に締め切りとの戦いで3日寝れないなんてこともザラでした。

と、次第にゲームライターの過酷さがご理解いただけつつあるかと思うのですが、もちろん対価を考えれば決して悪くはないかもしれませんよね。が、僕が今回ゲームライターを本業にするのをオススメしない理由はまた別のところに数個あります。これは最終回の3/3にてお話させていただきます。

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